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頌​歌​集 壱 ~For Jesus Christ~

by Kazuma Kobayashi

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1.
我が主よ 03:57
我らが希望は ただイエスの御名にのみあり 我らが誇りは ただイエスのみわざぞ  我らが幸ひ ただイエスのみもとにぞある 我らを満たすは ただイエスのみことばのみなり 世にあるものでは渇きは 癒やすこと能(あた)はず主の御名 呼び求むる者に主は 生ける水を賜(たま)ふ 我が主よ 我が渇き我が飢(かつ)え 我が罪我が咎君が御名のゆえ すべての悪をば君が御名のゆえ あゝ赦し給へ 我らが護りは ただイエスの御手にのみあり 我らが救ひは ただイエスの憐れみ 我らが楽しみ ただイエスのみそばにぞある 我らが心を ただイエスに向けてし祈らん 主にある平安我らが 求めては止めざる祈りを 聴き給へる愛の神 我らの主よ 父よ 我が主よ 我が渇き我が飢え 我が罪我が咎君が御名のゆえ すべての悪をば君が御名のゆえ あゝ赦し給へ あゝ赦し給へ我らが希望は ただイエスの御名にのみあり 我らが誇りは ただイエスのみわざぞ  我らが幸ひ ただイエスのみもとにぞある 我らを満たすは ただイエスのみことばのみなり 世にあるものでは渇きは 癒やすこと能(あた)はず主の御名 呼び求むる者に主は 生ける水を賜(たま)ふ 我が主よ 我が渇き我が飢(かつ)え 我が罪我が咎君が御名のゆえ すべての悪をば君が御名のゆえ あゝ赦し給へ 我らが護りは ただイエスの御手にのみあり 我らが救ひは ただイエスの憐れみ 我らが楽しみ ただイエスのみそばにぞある 我らが心を ただイエスに向けてし祈らん 主にある平安我らが 求めては止めざる祈りを 聴き給へる愛の神 我らの主よ 父よ 我が主よ 我が渇き我が飢え 我が罪我が咎君が御名のゆえ すべての悪をば君が御名のゆえ あゝ赦し給へ あゝ赦し給へ
2.
山桜 湖に 映りてし 風に揺らめく 花びらは 水面(みなも)にぞ 舞ひ降るる 駘蕩(たいたう)たりや 雷(いかづち)は 天空に 轟きて 神の威厳を 我ら知り 降る雨に 地のものは 糧となりたり とこしへなれる御神かな 刹那刹那を統べ治む 「永久(とは)」なる「今」をその御手に 治め給へる主なる神 黄葉は 風任せ 寂寥(せきれう)と 転(まろ)びたりけり   この「今」に 転(まろ)ぶ葉は  「時」刻む 黄色き栞 雪花散り 陽光を 照り返す 白銀の道 雪解けの 折なりて 春光は 我らを照らす とこしへなれる御かな 刹那刹那を統べ治む 「永久(とは)」なる「今」を御心に 織りなし給ふ主なる神 とこしへなれる御神かな 刹那刹那を統べ治む 「永久(とは)」なる「今」をその御手に 治め給へる主なる神
3.
Nostalgia 02:58
4.
時の中我らみな 罪犯し生くるなり 時はゆく我らをば 置き去りて 罪の中我らみな 悶えつつ生くれども 仔羊の血によりて 赦されん かくも穢れし人がため 神の仔羊その身をば 捨て給ひしを信ずれば 救はれん 儚かるこの世にて たまゆらに生くるなり とこしへのいのちをば 主に求む 露命なるこのいのち 信を以て泉とす 後の世へ遺せるは あかしなり かくも穢れし我がため 神の仔羊その身をば 捨て給ひしを我信ず 我信ず かくも罪なる我がため 神の仔羊その身をば 捨て給ひたる御恵みを 日々受けん 赦されき⋯⋯ 救はれき⋯⋯
5.
我が主なる神 とこしへに 人の我らを 統べ給ふ 讃へらるべき その御名は よろづの民の 救ひなり  悪魔に我らの 悲しみを 我らに君が 喜びを もたらし給へ 朝夕に 死するまで生かん 祈りてし  我が主なる神 とこしへに 人の我らを 統べ給ふ 讃へらるべき その御名の 栄光にこそ 救ひあれ 悪魔に我らの 悲しみを 我らに君が 喜びを もたらし給へ 朝夕に 死するまで生かん 祈りてし
6.
放蕩息子夢のうち 三日(みか)ののちにて死なんとぞ 告ぐる御声(みこゑ)の霊妙に 己(おの)が死するを否ばれず 放蕩息子父母(ちちはは)に 己(おの)が非礼を侘びたりて いのち短かきなればとて 下駄をつっかけ走りゆく 走り来たるは友のもと 平生彼の唯一の 友なりたればその恩を 弾き語りにて返したり 三日も迫りて来るほどに 放蕩息子町に居(を)る 聞こえ好(よ)かりし牧師をば 訪ね受洗を求めたり 「我は三日経(ふ)るのち死なん  我は天にも世人(よひと)にも  罪犯し来し者なれば  今ぞ赦しを我受けん」 牧師は彼と祈りたり 牧師は彼の祈りをば 受けたるのちに洗礼を 彼に授けて帰したり その夜(よる)彼の夢のうち 再び告ぐる御声あり 「旧(ふる)き汝は我が名にて   死にたる者となりたりや   さては汝は主の我に   ありてし生かん我が子よや  我(われ)が三日経(へ)しのちに死を   打ち負かしたる救ひをば  信ずる者にとこしへの   いのちを授けん我主なり」
7.
その日その時その昔 不孝息子ぞ居たりける 日々を怠惰に芸術と 酒と女に狂ひけり 口を開けば酒を喰ひ 口を閉づれば人を喰ふ 野良仕事をばその兄に 押しつけ己は働かず 語る弦楽四重奏 止まらぬ衒学二枚舌 不孝息子はある日には 父に身代求めてし その身代をかつさらひ 遠国ゆきてじやぶじやぶと 酒を流して金ぞ尽く やがて淀むは彼生くる この世の流れ世の流れ 飢饉起こりて彼などの 戯言(たはごと)聴くは居らざりき ここに彼言ふその心(うら)に 「我の罪をば我が父と  天に赦しを求まんや」 父のもとにし戻りたる 彼の赦しを父聴きて 言ひたりけるはかくなりき 「あなや我が子や我が子よや  天なる神は汝をば  祝し給ふぞ我が子よや  いざや畑に出でたりて  その恵みをば受くべしや」 不孝息子は畑(はた)に立ち 鍬(くわ)を諸手に日輪の 光を受けて神拝す 「あなや我が神我が神や  罪なる我にかくまでに  垂れ給ふかな恵みをば  空より注(そそ)ける天(あま)つ日の  光受けてし地の物は  我らの糧となりたりて  小鳥は歌ひ清らかに  けふのこの日を讃美せり  我もこの日を讃美せん  君が妙(たへ)なる創造の  その御業をば我が神よ」 かくして彼は空よりの 雨に打たれて打ち泣けり 天の父なる主なる神 善きも悪しきも祝し給ふ
8.
Vitae interminabilis, tota, simul et perfecto possesio. (From Boethius"De consolatione philosophiae")
9.
天にまします  我らの父よ 尊き御名を 今ぞ崇めん 御国よ来たれ 御意(みこころ)いざや 天の如きに 地になし給へ 我らの糧を 与へ給へよ 赦しと救ひを 与へ給へよ
10.
イエスの御名を呼ぶ者みな 救はれ恵みをば賜(たまは)る イエスの御名を呼ぶ者みな 赦され恵みにぞ生きたる イエスの御名を呼ぶ者みな 御霊(みたま)の浄(きよ)めをば受けてし イエスの御名を呼ぶ者みな 牧場(まきば)の囲ひにて憩ふや 幸ひなるかなイエスよ 罪と死に打ち勝たれし主 幸ひなるかな聖徒よ 今や罪を我ら恐れじ イエスの御名を呼ぶ者みな 主の友なり主と交はらん イエスの御名を呼ぶ者みな とこしへなる神に抱かる イエスの御名を呼ぶ者みな 愛され救ひを喜ばん イエスの御名を呼ぶ者みな 義(ただ)しき者となり歌はん 幸ひなるかなイエスよ 罪と死に打ち勝たれし主 幸ひなるかな聖徒よ 今や罪を我ら恐れじ 幸ひなるかなキリスト 罪と世に打ち勝たれし主 幸ひなるかな聖徒よ 真理は我らを解き放つ 幸ひなるかなイエスよ 罪と死に打ち勝たれし主 幸ひなるかな聖徒よ 今や罪を我ら恐れじ
11.
12.
Kyrie Eleison......
13.
主よ 主よ 我が神よ 父なる御神をば誉め歌へ 主よ 主よ 我が神よ 愛なる仔羊に賛美あれ 主よ 主よ 我が神よ 聖なる御霊こそ救ひなれ 主よ 主よ 我が神よ 父御子御霊をば賛美せよ ハレルヤ⋯⋯

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released January 23, 2021

Kazuma Kobayashi

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Kazuma Kobayashi Sendai, Japan

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